黒部源流縦走Ⅲ~赤牛岳~③ 三俣蓮華•双六

三俣蓮華

「距離は長い。早く出て早く降ろう」

後輩Sの言葉通り、止まっている人たちの中でも比較的早めの3時頃に三俣を後にした。

夜は三俣から満天の星が見えた

さすがは北アルプスの秘境。

真っ暗で先は見えないが、闇に囲まれている分、山頂に向かって歩く人たちのヘッドライトの光が列になって見えた。

「あそこが登山道なのか」

下からわずかに見える山頂は遠くに見えたが、近づいてみると意外と短時間で真っ暗なうちに到着

黒部五郎方向への道がわからないおばちゃんがいたが、この暗闇の中では訳もない。

山の裾の下から太陽が顔を出そうとする

双六岳

稜線を歩いている間は時々ガスに撒かれることがあるものの、基本的には北アルプスのど真ん中にいることを感じられるくらいには辺りが見えていた

「槍指に乗せてくれ」
晴れてきたよ
三俣-双六稜線
表銀座から顔を出す太陽

この稜線の途中で違うグループのチャリ部の後輩とすれ違う。僕らが去った後でも、相変わらずアクティブな奴らが集まったサークルで安心する

双六が見えてきたぞ

ここまでいい感じで晴れると思いきやの…

ガス

まぁ、山の天気ってそんなもんだよな…

天空の滑走路からの槍を狙って待ったりもしたが、努力虚しく敗退…

下山

双六小屋、鏡平小屋をあっという間に通過。

鏡平小屋で2人がカレーとラーメンをこんなうまいもの初めて食べたと言わんばかりの表情で無言で貪っていたのを思い出す。

著者はかき氷

鏡平からの下りがまぁ長かった。

標高が下がり、じわじわと上がり続ける気温。

日焼け止めを塗らず、爆晴の稜線を歩いたために、皮膚が焼けるように痛いことに気づき後悔する後輩2人。

わさび平小屋に到着する頃には満身創痍だった。

もう歩きたくない人
登山道を歩き終わった人たち
わさび平小屋でラムネじゃんした。拳が鈍っていたようだ、、

わさび平小屋からは川沿いの林道を歩けば、新穂高まではもう少しだ

新穂高ついたの嬉しすぎる人たち

到着後著者は三キロ走って車を撮りに行き、後輩kは追加5h運転で折立にデポした車を取りいったとさ。

〜END〜

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KobaTaku
登山ちゃり旅スキー等アウトドアを生業とする社会人のふりした永遠の放浪者。人と自然と動物が好き。夢は奥さんと世界中を旅すること。 【自転車世界一周夢ラン】 19482km 2018.03.04-12/30